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2008年9月2日(火曜日)

トッテナム戦を終えて。

カテゴリー: - はだし狼 @

■スコラーリ・チェルシー3戦目。

ランパードの鮮やかなループシュートから始まり、ベレッチがすんなり先制ゴールと
幸先の良いスタートを切ったかと思いきや、前半ロスタイムで追いつかれたしまったのは残念でした。
ツェフも鋭い反応を見せた中、あの好機を逃さず良く決めたベントに対し
逆にチェルシーはその他にあったチャンスをものに出来ませんでしたね。

ホームだけにぜひ勝点3を獲って欲しかったんですが、最後の攻勢の段階になっても
追い込まれたような必死さまでは感じられず、残り時間が少ない中でチェルシーが
ボールを後ろに戻す姿にスタンフォード・ブリッジが熱狂的なブーイングで後押ししていましたが
その気持ちもとても良く分かりました。ただ選手たちはカーリングカップ決勝での敗戦や
前回のアウェー戦に土壇場で追いつかれたイメージが、やっぱり残っていたのかも知れませんし
フェリポン監督はフェリポン監督でここで無理する気は無かったみたいですね。

そして“マケレレ役”にベレッチを任命したのは意外でしたが、チェックの早い場面もあったりと
思った以上に良くやっていましたね。また攻撃ではアネルカへの見事なクロスを送ったかと思えば
CKではデコからの難しいクロスを自らよく仕留めて、貴重な先制点をものにしてくれました。
昨季のトッテナムとのホーム戦でも仰天のミドルシュートを決めていたベレッチだけに
数年ぶりのポジションとはいえ、自信を持って挑めたのかも知れません。
とはいえ、それでもチーム全体の機能という点では、やっぱりここ2戦でのミケルの不在の
大きさを改めて感じますし、ぜひ早く戻って来て、攻守共にチームを支えて欲しいです。

そしてまだ万全ではないものの、エッシェンは怪我を抱えてるとは思えない程でした。
時折見せたあの突進力はやっぱり頼もしい限りでしたし、ミドルも相変わらず強烈でした。
流石、1日14時間も寝ているだけはありますし、早く完全な状態に戻ってくれるのが待ち遠しいです。
その他、テリーは今回も容赦無い程の強靭ぶりで、ツェフも今季初失点したとはいえ調子が良さそうでした。

まだシーズン序盤とはいえ、他のビッグクラブも勝点を落としている中、
ぜひここで違いを見せつけて欲しかった所ですし、フェリポン監督の気楽ぶりは少し怖いくらいですが
守備を固めた相手をより切り崩す必要性に、正面から取り組んでくれそうなのは頼もしいですし
今回逃した勝点2が価値ある代償だった事をぜひ示して欲しいです。

そして次のチェルシーの試合は代表戦があって2週間近く開きますが
今度の相手はマンCで、移籍したばかりのSWPといきなりの対決です。
そのSWPは早速、古巣のために2ゴール決めたりと、素晴らしい再スタートを切っていますし
またそのポテンシャルを知っているだけに怖い相手ですが、それと同時にとても楽しみです。
そしてチェルシーは順調に行けばいよいよ主砲ドログバも戻って来ますし
敵地とはいえ、ぜひここは再び勝利を取り戻してくれる事を期待しています。
 
※追記:
ロビーニョがまさかのマンC行きとなりました。
“チェルシー加入” か “レアル残留”の2択しか頭に無かっただけに、この伏兵の登場は衝撃的でした。
SWPもまさか古巣の方でチームメイトになるとは思っていなかったでしょうし
ペトロフもいるとはすでにいえ、マンCはこの数日の間でさらに凄い両翼を揃えましたね。
ロビーニョならまさに相手を1人でも切り崩せるので、チェルシーにとっても
強力な戦力になると期待していただけに残念ですが、今はただただ驚きの方が大きいです。。

  
■モウリーニョ・インテルも開幕。

モウリーニョ監督のセリエAデビューとなったインテルとサンプドリアの開幕戦も観ました。
試合中にメモを取る姿は健在でしたし、DF陣の間でのボールの回し方に早速その影響を感じました。
結果は1−1のドローでしたが、やっぱりカンビアッソを中盤で使えない影響が攻守共に強く出ていましたね。
確かもうすぐ(次?)でポルト時代から続く、モウリーニョ監督個人のホーム戦無敗記録が
記念すべき100に達成するので、ぜひ成し遂げられる事を願っています。
ちなみにサンプドリアで復活したカッサーノは、この試合も輝いていて相変わらず魅力的な選手でしたし
モウリーニョ監督やイブラヒモビッチと笑顔でやり取りしている姿も見れて嬉しかったです。


2008年8月30日(土曜日)

お別れライト・フィリップス

カテゴリー: - はだし狼 @

■SWP、今度は代表で。

移籍の噂が挙がる度に、チェルシーで頑張る決意を示してきたSWPは
今季も頑張るつもりだったらしいですが、代理人の最近の言葉を踏まえると
フェリポン監督に戦力外扱いされてしまったみたいですね。

チェルシーはチーム作りの方針としてイングランド勢を中核に据える事を大事にしていますし
SWPは今年のプレシーズンには、クラブの代表として子供たちのためのフットボール・スクールを
何度か開いていました。さらに将来導入されるという「6+5」ルールのためにも
SWPは貴重な存在と思われていると信じていただけに、この移籍はやはり残念です。

そのSWPはチェルシーに来た1年目、本領発揮とはいかなかったものの
その驚異のスピードとテクニックは常に期待を抱かせてくれましたし
ロッベン、ダフ、J・コールと共に築いたウインガー陣は本当に誇り高かったです。
そして翌シーズン終盤にモウリーニョ監督の中盤起用から安定した活躍を見せ始めた時には
その頑張りが報われてとても嬉しかったですし、昨シーズンのグラント体制でも
アフリカ杯と怪我で多くの選手たちが欠けた中、文句無しの働きで優勝争いへの望みを繋いでくれました。

ただ好調だったにも関わらず、それらの選手たちが戻って来た後には
ばったり出番も無くなりシーズン終了となってしまったのは可哀相でしたし
そのためモチベーションが下ったのか、ここ最近は再び淡白なプレーが目立つようになっていました。
また個人的にSWPはウインガーとしては少し行き詰まっていたように思えましたし
モウリーニョ仕込みの守備やマケレレのアドバイスを活かしたMFとしてプレーする方が
良い働きをしていたんですが、チェルシーの現在の中盤の状況や面子を見ると
流石に出番は厳しそうですし、この移籍も仕方の無い事なのかも知れませんね。

あの、いかりや長介クラスの下唇と笑顔がチェルシーで見れなくなるのは寂しいですが、
出場機会に恵まれなくとも「だめだこりゃ」とは決して言わず、イングランド代表になるチャンスを捨ててでも
チェルシーで頑張り続けてくれた事とその多くの貢献に感謝したいです。
そしてレギュラーでプレーできる古巣マンCでは、そのポテンシャルをフルに発揮して
イングランド代表に復帰し、テリー、ランパード、J・コール、A・コール、ブリッジといった
チェルシーのイングランド勢と再び一緒にプレーする姿をぜひ見せて欲しいです。
  
 
■バラック、2週間の離脱。

ウィガン戦の無理がたたってしまいましたね。
また昨季のシーズン序盤を怪我で棒に振ったバラックはその分、シーズン終盤やその後のEUROで
ピークを迎える事が出来ましたが、疲労も1人遅れてここで出てしまってるのかも知れませんし
この機会に休養もしっかり取って、またこの豪華な中盤を彩って欲しいです。
そしてそのバラックが無理してまでものにしたウィガン戦での勝点3を無駄にしないためにも
チェルシーにはぜひこのまま勝ち続けてくれる事を期待しています。
 
   
■ローマとご対面。

グループリーグの組み合わせもついに決まりました。
ローマとの対戦は長い間、待ち望んでいた1つだけにとても嬉しいです。
貴公子ランパードと王子トッティがそれぞれどんなシュートやパスセンスを
披露してくれるのか、この2人の対決も楽しみです。
またフェリポン監督もこの対戦には相当モチベーションが高いようで頼もしいですし
スパレッティ監督との名将同士の采配も見ものですね。
そしてチェルシーには残る2組にも油断せず、ぜひしっかりと1位通過を決めて欲しいです。


2008年8月25日(月曜日)

ウィガン戦を終えて&シェヴァ帰還&新ウインガー獲得について。

カテゴリー: - はだし狼 @

■開幕2連勝。

チェルシーは思考も動きも鈍く、期待したようなパフォーマンスは見れませんでしたが、
通例通り、代表戦による心身面での疲労をやっぱり感じましたし、またホームのウィガンも良かったです。
さらに怪我明けや万全で無い選手もいましたし、それに加えあの荒れたピッチも厄介でした。
その影響か終盤にはA・コールが怪我してしまいましたが、ぜひ軽いものである事を願っています。

ただあれだけ試合を支配されても最後まで守り抜いてくれたののは良かったですし、
マンUがアーセナルが勝点をいきなり取りこぼしている中、勝点3をしっかり獲得してくれたのは流石でした。
特にツェフはその度重なるセーブからクロスの処理まで完璧でしたね。
やっぱり心強い守護神ですし、今季はこのまま数多くの無失点試合を見せて欲しいです。
そしてデコは試合開始早々、ポーツマス戦に続く素晴らしいゴールシーンを見せてくれましたし
しかも今回はそれがそのまま値千金の決勝点となり、改めて最高のスタートになっているのを感じました。

また実は結ばなかったとはいえ、ダイレクトパスの素早い連携も所々では見れましたし
次のスタンフォード・ブリッジでのトッテナム戦には、心身ともに十分な準備を整えて挑めるはずなので
意欲と積極性を備えた再びのハイパフォーマンスと共に、ぜひ引き続きの勝利を見せて欲しいです。

  
■シェフチェンコ帰還。

二転三転しつつも、ついに決りました。
フェリポン監督によるとシェフチェンコの復調やその活かし方を見つけるには
まだまだ時間がかかるという事でしたし、この帰還はその本人が望んだ事らしいので
チェルシーにとってもシェフチェンコ自身にとっても良い結果だった思います。

7年間過ごしたミランなら体が覚えているでしょうし、さらに監督も代わっていないので
その失われた自信も早く取り戻せるかも知れませんね。
いつかシェフチェンコが復活したミランと対戦する日が来る事をぜひ楽しみにしています。
  
  
■ファビオ・パイム加入。

今季3人目の新加入選手はまたもポルトガルですが、とても魅力的な獲得となりました。
ウインガーとしてのドリブル突破力はもちろん、決定力もあるそうですし、
何より潜在能力は抜群で、C・ロナウドを越えるとまで言われた程らしいので
そのプレーを見るのがとても待ち遠しいです。

やはり天才ゆえの過度の期待のためか、ここ数年は伸び悩んでいるみたいですが
フェリポン監督もそれを承知で獲得したのでしょうし、その才能をきっと開花せてくれると期待しています。
そしてパイムには、シーズン終了後にチェルシーが買い取りを決断する位の活躍をぜひ見せて
ロッベンやダフもいた頃のような脅威のウイング陣を再びチェルシーに築いて欲しいです。


2008年8月18日(月曜日)

ポーツマスとの開幕戦を終えて。

カテゴリー: - はだし狼 @

新生チェルシーの強さを充分すぎる程に感じられましたし、素晴らしいスタートを切ってくれました。
ポーツマスがマンUとのコミュニティ・シールドで燃え尽き症候群が少しあったのかも知れませんが
それにしてもあんなに圧倒するとは思ってませんでしたし、ランパード、バラック、デコ、ミケルといった
MF全員起用を始めとする今回の豪華な顔ぶれに相応しい内容でした。

前半は特に素晴らしかったですし、スタメンで出場した全員が積極性とその意欲を見せていましたね。
選手たちが次々と動いてパスコースを作り、とても速いテンポでボールを回し、
完全に自分たちのペースに持ち込みました。そしてセカンドストライカーとして登場したJ・コールや
中盤のランパード、バラック、デコが自由に動き回る事によって、更に相手に混乱をもたらしていましたし
観ていて迫力のあるとても面白いフットボールでした。
また中盤の底ではミケルが見事な守備でそれを支えていて、本来のパスセンスも垣間見せていたりと
今季はさらなる成長が期待できるかも知れませんね。

大きな先制点を決めたJ・コールはやっぱり重宝すべき選手でしたし、
好調アネルカはこの開幕戦でもゴールを残し、他にも脅威を示したりと乗っているのが伝わって来ます。
そして最初にチームに流れをもたらしたのはやはり、序盤に輝くワンタッチのパスを何度も見せた
ランパードでしたし、試合を決めたPKもその決定率は相変わらず凄いです。
更にデコはチームの手綱を握るシーンまで早くも見え始めていて、改めてその適応ぶりに舌を巻きましたし
最後には鮮烈なチェルシー初ゴールも決めて、文句無しのプレミアデビューとなりましたね。
負傷交代してしまったバラックは心配ですが、出場している間は周りととても上手く絡んでいましたし
そのバラック、デコ、ランパードが中盤で並んでパスを繋いだ時にはとてもワクワクしました。
ここに観戦していたドログバやエッシェン、北京五輪で1人調整していたカルーが戻って来て
どう絡む事になるのか今からとても楽しみです。

またもう1人の新加入ボシングワも好発進でした。攻守において鋭さがありましたし
その先手先手の姿勢はやっぱり頼りになりそうです。
そして相手選手を容赦無く跳ね飛ばしてしまう主将テリーの強靭ぶりは凄かったですし
守護神ツェフは集中した好プレーをいくつか見せて、しっかりと無失点に抑えてくれましたね。

前半で早くも試合が決ってしまい、後半はチャンスに対する丁寧さが欠けてしまいましたが
その破壊力を始めとしてプレシーズンからの良い流れを上手く引き継いでくれましたし
フェリポン新監督が目指しているというブラジルとイングランドフットボールの融合というのも
感じられる内容で、今後どうなっていくのかますます期待に胸が膨らみます。

これで次のチェルシーの相手はウィガンです。その前のミッドウィークには代表戦があるので
選手たちにはぜひ怪我をせず戻って来て欲しいですし、今度は本拠地スタンドフォード・ブリッジの
後押しは無いといえ、ここもぜひ高いモチベーションで挑んで勝点3を持ち帰って欲しいです。


2008年8月15日(金曜日)

祝!ランパードが契約延長!!

カテゴリー: - はだし狼 @

フランク・ランパードの契約延長がついに決りました。
昔から“チェルシーでキャリアを終えたい”というその言葉を信じていましたが
今年はジョゼ・モウリーニョ監督という最強の誘惑が出現しただけに、流石に少し心配しました。
しかしその分、ランパードの今回の決断は最高に嬉しかったですし、まだまだ先の話ですが
その望み通りに引退はチェルシーでしてくれそうですね。
これからも主将ジョン・テリーと共にクラブの象徴として、数々のチェルシーの歴史を
築いて行くのを見れるのかと思うと嬉しくて仕方ありません。

そして移籍話に終止符が打たれた事で、周りもひとまず静かになるでしょうし
ランパード自身も心残りが無くなった事によって、これで新シーズンにも存分に集中できそうですね。
またそのコメントからはチームメイトたちとの絆の強さも改めて感じましたし
そこへ新たなるカリスマ、フェリポン新監督の到来によって、
さらに一体感を強めたチェルシーの姿が見れそうで楽しみです。

また今季の新規獲得はまだデコとボシングワだけですが、2人とも大きな鍵を握る選手になりそうですし
チェルシーを誰よりも機能させる事ができ、値千金の活躍で自ら試合も決められるランパードとの
この契約延長は何よりの補強でした。他にもエッシェン、ツェフ、ブリッジと今年は嬉しい契約延長ラッシュが
続きましたし、さらにドログバやJ・コールにも契約延長の話が出ているようなので
クラブにはこれからもぜひ最高の戦力の維持に全力を尽くして欲しいです。

ちなみにモウリーニョ監督が去って、今年は主力の離散が予想されていましたが
蓋を開けてみればレギュラークラスはみんな残ってくれています。
チームの一体感やクラブの魅力ももちろんあるでしょうが
個人的にはやっぱりフェリポン獲得の一手がかなり大きかったと思いますし
改めて監督の重要性というのを感じました。

そして日曜にはいよいよポーツマスとの開幕戦ですね。
ケニヨンCEOも言っていた通り、今回の副将にまつわる吉報の勢いに乗って
チェルシーにはぜひ勝利を飾ってくれる事を期待しています。


2008年8月4日(月曜日)

ミラン戦を終えて。

カテゴリー: - はだし狼 @

まさかの大勝でした。ミランがカカや数名の選手を欠き、また調整段階に差があったとはいえ
チェルシーのパフォーマンスからは状態の良さがしっかり伝わって来ましたし
最後まで一矢報いられる事も無く、名門相手のこの圧倒的な結果はやっぱり見事でした。
J・コールが使われず、エッシェンがベンチにも入っていなかったのが気になりますが
新たな怪我人の知らせは無いようですし、これで新シーズンへも気分良く臨めそうでとても嬉しいです。

ロコモティフ戦では決定機を逃してしまったアネルカですが
今回はそれも帳消しにして余りある程の文句無しの活躍でしたね。
1点は相手GKからのプレゼントでしたが、他の3得点はどれもその能力の高さを示すものでしたし
様々なバリエーションからゴールを奪い、まさにエースストライカーといった感じでした。
昨季はサイドでプレーしたりとチームプレーに重点を置いていたアネルカですが
それによって少し丸まっていた牙が、再び研ぎ澄まされて来たようです。

そして前回はエッシェン、デコ、フェレイラの右サイドが目立っていましたが、今回は左サイドが活発でした。
マルーダが良い働きをしてフランス代表でも一緒のアネルカに2本のアシストをしてくれましたが
またA・コールの積極的なサポートが大きな役目を果たしていました。

他には、初登場となったバラックが目立ったシーンはなかったものの、普通にプレーしていて
初戦としてはまずまずでしたし、後半から出場したデコは相変わらず良いプレーを披露していました。
ロコモティフ戦ではミスが目立ったミケルも、今回は再び良い仕事をしていましたし
イバノビッチは右サイドから粘り強くクロスを上げたりと攻守に渡っていくつか頼もしいプレーがあり、
さらに期待の若手シンクレアはその速さで魅せてくれました。

この2試合を見る限り、ポーツマス戦へのシステムはこのまま4−3−3に落ち着きそうですね。
広州医薬戦で使った4−2−2−2ももっと見たかったんですが、好調カルーが北京に行ってしまい、
シェフチェンコは状態が出遅れていたりと、やっぱりストライカーが足りなかったのかも知れません。
個人的には若手のディ・サントをもっと使って欲しかったんですが
フェリポン監督はまだまだ時間をかけて育てるつもりのようです。
ただロンドンにいるドログバがそろそろリハビリも終わりそうなので
その調子によってはいきなりのアネルカとの2トップという可能性もゼロではなさそうです。

これで今年のプレシーズンの親善試合は全て終了しましたが
このアジア遠征とロシア鉄道カップを通して本当に良い仕上がりを見せてくれましたし
後は今後2週間で新シーズンへの戦闘準備をより万全にしてくれる事に期待したいですね。
しばらくチェルシーの試合が見れないのが寂しいですが、ポーツマスとの開幕戦では
本拠地スタンフォード・ブリッジでぜひ最高のスタートを切ってくれると楽しみにしています。


2008年8月3日(日曜日)

ロコモティフ・モスクワ戦を終えて。

カテゴリー: - はだし狼 @

前半の圧倒ぶりからは予想もつかないような、PK戦の末のまさかの敗戦でした。
とはいえ追加点の決定機は度々逃してしただけに、充分にありえる展開でしたし
いくら親善試合とはいえ、フットボールの法則にやはり例外はありませんでしたね。

ただ前半途中からエンジンがかかったパフォーマンスはとても見応えありました。
ボールも選手も休む間も無く動き相手を混乱に陥れる姿に、新生チェルシーへの期待を改めて感じました。
中でもデコはこの4試合の中で最も自分を主張していて、攻撃ではチームに良いリズムをもたらし
守備でも貢献が目立っていたりと素晴らしかったです。
またCK時にはランパードのクロスからのデコのダイレクトボレーというシーンが再びあって
早くも新たなオプションの1つとして定着しつつあるのが、頼もしい所です。

エッシェンの右ウイング起用も面白かったですね。ウインガーとしての突破は見れませんでしたが
サイドではやっぱり生息範囲が狭すぎる怪物エッシェンはより自由奔放に動いていましたし
それに相手DFも釣られてか、右サイドにスペースが生まれて、デコやフェレイラがそれを活かし
いつくかのチャンスの起点となりました。そして先制点もそこから生まれましたが、
デコのクロスも素晴らしかったですし、アネルカも落としは完璧でしたね。
最後はそのエッシェンが容赦無しのボレーを叩き込み最高のゴールシーンでした。

一方、後半のチェルシーはハーフタイムの休息を挟んで落ち着いてしまった感があり
前半に比べると動きが少なすぎました。そんな中、ランパードとアネルカの崩しは抜群だっただけに
アネルカにはぜひ3戦連続ゴールをものにして欲しかったですし、同じく決定機を逃してしまった
SWPは最近はまた淡白なプレーが多くなってしまってますね。そして前半には素晴らしかったデコも
終盤には体力と集中力が途切れてしまったのか、また凡ミスが目立ってしまいました。

しかし守備陣も危ないシーンはほとんどありませんでしたし
FKからプレシーズン初失点となったものの、あれはカムボロフのシュートが見事でした。
そしてPK戦で相変わらず勝てないチェルシーは、最後、シェフチェンコが止められて
古巣ミランとの対戦を決定づけるという、マスコミへの格好の材料を与えてしまいましたが
個人的には強豪ミランとの対戦が見れるというのはとても楽しみです。
またCL決勝以上のショックは無いので、この練習試合でPKの実戦を経験できたのは
ワンクッション置けたようで良かった気がします。もちろん勝てればベストでしたが
PK合戦で勝てる日がいつ訪れるのかが、より楽しみになりました。

親善試合とはいえ、勝利を信じていただけに敗れたのは残念でしたが、
色々と収穫があった試合だと思いますし、シーズン真っ只中のロコモティフ相手に
あれだけの強さを見せてくれたのは改めてチェルシーの凄さを感じました。
これで次のミラン戦はいよいよプレシーズン最終戦ですし、チェルシーには怪我に気をつけつつ
ぜひここで再び勝利を取り戻して、新シーズンへと臨んで欲しいです。


2008年7月30日(水曜日)

マレーシア選抜戦を終えて。

カテゴリー: - はだし狼 @

この試合、前の2戦とはやはり一味違い、相手のチェックも今までより早く厳しく
フェリポン新監督も頻繁に指示を出したりと、より公式戦に近い緊張感がありました。
またマレーシア選抜の攻撃は手数は少なめに速く効果的でしたし、ザイナルという危険な選手もいて
守備陣にとっても今まで以上の訓練になったようです。
そんな中、2−0としっかり勝利をものにしながら、無失点も維持できましたし
フェリポン監督も選手たちの特徴を把握できたとの事なので、いい形でアジア遠征を終える事が出来ました。

そしてアネルカの先制ゴールは見事でした。そのシュート直前の加速には
ストライカーらしい脅威を感じましたし、前回の久々のゴールが大きかったのかも知れませんね。
アシストしたJ・コールもやっぱり随所で上手さを感じましたし
デコとの相性も良さそうで、この新体制でも重要な存在になりそうです。

そのデコは終盤は疲れからか安易にボールを奪われ、ピンチを招いてしまいましたが
守護神ツェフが好判断&好プレーで見事に凌いでくれましたし
デコ自身も前半に放ったダイレクトボレーはゴールも正確に捉えていて素晴らかったです。
特に共存が注目されているランパードのクロスからこの大技を見れたというのが余計に嬉しかったです。

そして2ゴール目は、マルーダ、ランパードも巧かったものの、最後はアーセナルにいた時のように
ゴール前まで顔を出していたA・コールがよく決めてくれました。
このフェリポン体制で両SBも今まで以上の攻撃参加を求められるでしょうし、新シーズンのA・コールには
ブリッジと切磋琢磨しながら、世界最強レフトバックと呼ばれた頃の実力をぜひ発揮して欲しいです。

またエッシェンはちょっとした隙間があれば力づくで道を作ってしまう
彼らしい迫力がついに戻って来た感じですし、ミケルは所々で良い守備を見せていました。

あとディ・サントは3戦連続ゴールはいかなかったものの、シェフチェンコとの2トップにも
相変わらず堂々していて頼もしかったですし、ついに初登場となったそのシェフチェンコは
最初はトラップミスが目立ったものの、最後の方には落ち着いて来たようでした。
そしてU21イングランド代表から戻って来たシンクレアは、短い出場時間の中でも
アピールしようという気迫が伝わって来ましたし、できればもう少し見たかったです。

これで次はいよいよロシア鉄道カップです。最優先はやっぱり新シーズンへの準備とはいえ
チェルシーにはぜひ優勝してポーツマスとのリーグ開幕戦へと弾みをつけて欲しいです。
  

■マレーシア選抜戦のゴールシーンです。


2008年7月27日(日曜日)

成都五牛戦を終えて。

カテゴリー: - はだし狼 @

広州医薬戦よりも点は入らないと思っていたんですが、まさかの圧勝でした。
流石に少し手応えが無さ過ぎましたし、チェルシーのプレーも前回よりシンプルなものが目立ちましたが
フェリポン監督も言っていた通り、選手たちの身体は前ほど重さは感じませんでした。
そして監督にとってはまだ選手たちの個性や相性を把握する段階らしいので
あれだけ自由にプレーできたのは良かったですし、目指している攻撃的なフットボールへの習慣や
自信を植え付けるためにも、前回の好スタートを引き継ぐことが出来ました。

そして今回はオフサイドが目立ったものの、アネルカが2月以来となるゴールを決めてくれました。
またカルーは2戦連続でしっかり決めてくれて、親善試合なのでいい感じに
力が抜けているのかも知れませんが、この決定力の高さをぜひ新シーズンにも持ち込んで欲しいです。
さらにランパードも今回は前半のみの出番でしたが、得意の前線への飛び出しで
再びゴールを残してくれましたし、一方の新加入デコはフル出場でチェルシーでの実戦を重ね
後半にはその足技で巧みなキープ力を披露して会場を沸かしていました。

また期待の新人ディ・サントも相手のミスからとはいえ確実に仕留めましたし
CKのこぼれ球からのヘッドでその高さを見せつけたり
自分がボールを奪われた時には猛スピードで戻ったりとやはり楽しみな選手でした。
そしてイバノビッチは本職のCBも経験できましたし、マルーダは前回に引き続き良い働きをし
最後にはSWPに問答無用のゴールをプレゼントして、笑いももたしてくれました。
ちなみにエッシェンは、このアジア遠征で不眠症に陥っているらしいですが
フル出場を果たし、広州医薬戦に続いてあれだけのプレーをしているのはやっぱり怪物ですね。

そしてこの試合、最もインパクトを残してくれたのはやっぱりJ・コールです。
投入直後に電光石火のゴールを決めて、昨季チェルシーMVPのその実力をいきなり見せつけてくれましたし
その意欲が強く伝わって来ました。さらに2点目も鮮やかで、あの速度のボールをあれだけ完璧に
バックヒールで捉えゴール左へと正確に決めたのは流石です。
他にもボールを持つ度に会場を沸かせていましたし、フェリポン新監督へも良いアピールになりましたね。
本人の言葉通りまだ完全では無いようで、少し尻つぼみにはなりましたが
新シーズンへの期待を充分に抱かせてくれる内容でした。

これで次はマレーシア選抜との対戦です。選手たちもこの暑さに苦戦しているみたいですが
ぜひこの試合も勝利とともに、更なる前進を果たして欲しいです。
  

■成都五牛戦のゴールシーンです。


2008年7月24日(木曜日)

広州医薬戦を終えて。

カテゴリー: - はだし狼 @

ついに幕を開けたスコラーリ・チェルシーのこの初戦、序盤は体が重そうで
いかにもシーズン最初の試合というような内容でしたが、カルーのゴールからスイッチが入り
後半には選手たちの試合勘も少し戻り始めたようで、ようやく通常の試合らしくなっていました。

そして前半のメンバーでは先制弾も決めたそのカルーの動きが際立ってましたし
アネルカと共に最も鋭さがある選手でした。また試合を通して頼もしかったのは、やっぱりランパードで
カルーのアシストとなるスルーパスも、自ら決めたループシュートも素晴らしかったです。
チームに随所で指示を出したり、終盤に進むに連れてますます冴え渡ったそのパスセンスからは
まさにランパードのチームという印象を受けた試合でした。

一方、早速競演を果したデコは、システム上、ランパードと共に中盤の高い位置を
任されていたみたいですが、実際にはランパードに比べると下ってプレーする事が多かったです。
そしてそのデコはパスミスや早くからの疲労も目立ちましたが
サイドに上手くボールを散らしたり、狭い所では周りと正確な連携を見せたりと
チェルシーの選手として違和感無くプレーしていたのは流石でした。
さらにエッシェンもフル稼働には遠かったものの、相変わらず攻守ともに
存在感を見せてましたし、ミケルも卒なくこなしフル出場を果しました。

そして後半から今年1月に加入した19才のアルゼンチン人ストライカーの
フランコ・ディ・サントが、ついにトップチームデビューを果たしました。
とても落ち着いてプレーしていましたし、マルーダが送った文句無しのシュート性のクロスを
滑り込みながら見事に決めました。リザーブでも8試合で7ゴール決めていたりと
その嗅覚を証明しているらしいですし、これからはトップチームでその出番が期待できそうで楽しみです。

またその後半は、同じくトップチームでついにお披露目となったセルビア代表CBイバノビッチが
右SBとして、そしてフェレイラがMFとしてそれぞれユーティリティ性を示していましたし、
SWPは相変わらず素早く、その駄目押しの4点目は体勢が難しかったものの
その技術の高さを披露して正確に仕留めました。

そしてもちろんまだ万全ではないとはいえ、他の選手たちも順調にこなしていましたし、
親善試合とはいえ、この新体制の初戦を勝利で飾れて、良い船出となりました。
何よりGKツェフ&クディチーニもしっかり守ってくれたりと、無失点に抑えてくれたのが嬉しいです。
そしてチェルシーにはこのまま勝利を重ねながら、ぜひリーグ開幕への準備をしっかり整えて欲しいです。

ただ、心配なのはせっかくデビューを果たした新SBボシングワの負傷です。
ポルトガル代表と同じくこの試合でもその攻撃的な姿勢を見せていたんですが
まさかの肉離れでいきなり負傷交代となってしまいました。
そのコメントから勝利やタイトルに対するハングリーさも伺えて
期待しているだけに、なんとか長引かないことをぜひ願っています。

  
■追記:広州医薬戦のハイライト


Treasure